coco salon

カナダ在住、研究者の妻のおはなし

ブログ名’coco salon’の由来とは

 

'coco salon'

 

美容院で一つくらいはありそうなネーミングですが

それなりに由来があります。

 

遡ること10年前、、、

当時18歳だった私は長年の夢を叶え、イギリスに短期で留学していました。

到着して初日、ホームステイ先で自己紹介をした時、

本名の名前の発音が難しかったのか、

 

今日からあなたのことを'COCO'と呼ぶね。

 

と言われ、

学生時代にとくだんニックネームをつけてもらった事がなかった私には

とても新鮮でお気に入りの名前となりました。

 

そこから何かしらユーザーネームにはCocoを使用するようになり

今回も自分のブログという意味で使用しています。

 

そして語末の'salon'ですが

父が実家の神社の社務所の名前に

 

'丸山笹論'(マルヤマサロン)

 

とつけていて

意外とうまくネーミングしたなと感心したことをふとおもいだし

頭の中から’サロン’の言葉が離れなくなりました。

 

そして余談ですが

実は私の実家は神社です。なぜ急に神社?とならないために補足します。

 

そして話を’サロン’に戻すと、

'salon'という言葉はフランスで1660年代に登場します。

サロンは文化的な変遷を経たものの一つの特色がありました。

 

店でもなく、商売でもない。

サロンにはサロンでなければ生まれない何かがあった。

そしてそれは女性を中心に作られ歴史文化をも作ってきた。

 

このような背景を知ってから

自分のblogたるものがいつの時代かの'salon'のように

今を生きる時代に華を添えられるものになりますようにと

願いを込め決定しました。

 

参考:松岡正剛 千夜千冊

   ヴェレーナ・ハイデン=リンシュ ヨーロッパのサロン